相手の事を考えましょう。
よく言われる言葉ではありませんか?
相手の気持ちを考える。
相手がなぜ、その行動を取ったか考える。
その時に考えるベースになるのが、
自分だったらこう思う。
自分だったら、こんな気持ちになる。という事です。
自分が、してもらったら嬉しい事を相手にする。
されたら嫌なことは相手にしない。
すごく大切なことですよね。
多くの人が共通して、その方が良いと思っている事は、間違いなくその通りです。
ですが~それだけでは相手の行動や気持ちが分からない事があります。
どうして、この人はこのようなセリフを言ったのだろうか?
どうしてこんな行動を取るんだろうか?
相手には相手の生活や背景があり、価値観や判断基準の違いがあります。
人それぞれ、価値観や気持ちは違いますよね。
自分とは違う相手の気持ちや、その行動の理由を想像しなければならない事も多くあります。
特にこれから大人になっていくにつれ、沢山の背景の違う人…育ってきた環境や国籍も違う人と会うようになるにつれ、その機会は増えていきます。
その時に必要なのは、自分の中にある情報の量です。
情報と言っても、堅苦しいものや難しいものではなく、感情的なものです。
楽しい、嬉しい、悲しい、寂しい、悔しい、憎い、妬ける、憧れる、愛しい、焦り、高揚感、達成感…色々ありますね。
感じたことがある気持ちも、まだ知らない気持ちもあるかもしれません。
それを知る方法の一つが、本を読むことです。
説明文や図鑑も良いですが、人の気持ちを知るためのは、物語が何よりです。
主人公と一緒になってワクワクしたり、楽しんだり、焦ったり、驚いたり、嬉しくなったり。
そして、自分とは全く背景の違う主人公たちの気持ちを知ることにより、
相手が何を考えていて、
なぜそのような言動をするのか
推察することができます。
その持ってる情報量が多ければ多いほど、
色んな角度から相手の気持ちや行動を
推し量ることができるようになります。
大人になる前に、この情報量を多くしておくと、相手のことを理解できる範囲が増え、柔軟に物事を考えることが出来るようになります。
冬休みは、いつもより時間があると思います。
イベントも多い時期ですが、おうち時間も増えています。
絵本でも大丈夫です。この機会に本を読む時間を取ってみてください。