睡眠時間を削ってでも勉強したい!
気持ちはとてもよくわかりますが、
実は勉強の効率を妨げてしまう要因の一つは睡眠不足です。
かつては受験シーズンを迎えると「受験戦争の始まり」と言われていて、受験生は「寝る時間を惜しんで勉強する」という考えが広まっていました。
ですが、現在では睡眠不足がもたらすデメリットが大きいことが研究で明らかになってきています。
勉強と睡眠はとても関係が深いものです。
なぜなら、人間の脳は眠っている間に一日の情報を整理して、記憶を定着させるという働きがあるからです。
そのため、睡眠不足が続いてしまうと、せっかくたくさん勉強をしても肝心の記憶力が低下してしまうのです。
たくさん勉強したのに記憶力が追いついていないと、もったいないですよね。
さらに睡眠不足になると眠気から、集中力や意欲の低下、自己肯定力が下がりネガティブになってしまいます。
夜遅くまで起きていると、朝早く起きることが出来なくなったり、日中に眠たくなり授業中にウトウトしてしまうなど、だんだんと夜型になっていきます。
夜型のままでいると、朝の時間に脳の活性化ができないため試験当日にベストを尽くすことができません。
こういったことからも、睡眠がとても大切なことがわかりますね。
規則正しい生活をして、しっかり睡眠をとることも受験対策のひとつだと思ってください。
疲れた時に身体を休めることで、勉強の効率がアップします。
やる時はやる、休む時は休む、このメリハリをしっかりつけていきましょう!