6月21日は夏至です。
日本では、一年のうちで一番 昼間…太陽が出ている時間が長い日。
「地軸の傾き」と「公転」によって引き起こされる季節変化です。
北極では太陽が沈まず、南極では太陽が昇りません。
ん???
と思った方は、理科の教科書を開いてみてください!
塾の帰り、部活の帰りに明るいな〜と感じるのもこの季節。
真夏も明るいイメージがありますが、
ここから徐々に昼間の時間は短くなっていくので、
実際に、真夏が一番 昼の時間が長い訳ではないのですね。
夏至とは逆に、昼間が一番短い日は冬至。
昼と夜の長さが同じなのは、春分の日と秋分の日。
冬至は、冬至かぼちゃやゆず湯でお馴染み。
春分の日、秋分の日は祭日になっているので、認識しやすい日ですが、
夏至は、北海道では特に食べ物の風習もなく、
見過ごされやすいかもしれません。
この時期は、田植えに忙しい時期のため、特別な食事を用意する必要がなかったとも言われますが、関西ではタコ、三重ではみょうがなど、地域柄もあるようです。
夏至の時期は、日差しや気温の変化に体がついていけず、体調を崩しやすいとも言われています。
真夏のように暑くなったかと思えば、夕方に急に冷え込んだりすることもあります。
暖かい(暑い)と思っても一枚羽織るものを持って出かける、
ゆっくり湯船につかって体を温めるなど、油断せずに過ごしましょう。