はやいもので、新年になってから1週間経ちます。
教室も始まりました。お正月気分からはスッキリ脱しましたか?
1月7日は、七草粥(ななくさがゆ)を食べる風習が残っています。
これは実はお正月の行事ではなく、節句の一つで、子どもの日である端午の節句や七夕と同じ季節の行事の一つです。
1月6日に「若菜摘み」といわれる、雪の間から芽吹いた植物を摘み、それをお粥に入れて食べたとのことです。
お正月でゆっくりし、ご馳走を食べた後に、野山を歩いて体を動かし、お粥で胃腸を休めるという意味もあるそうです。
1月の初めに、雪の間から新芽を摘むというのは、北海道では考えられない季節感ですが、旧暦だと2月になるそうです。
それでもやっぱり北海道では雪のなかですね。
お正月の最後はこの七草粥ではなく、1月15日の「小正月」です。
小正月は、左義長(さぎちょう)を行い小豆粥など食べて無病息災を願う日です。
左義長は、お正月飾りの門松やしめ縄、書初めなどを燃やす火祭りの行事です。
「どんど焼き」ともいわれます。
小正月に食べるとされる小豆粥ですが、地域によっては「おしるこ」や「ぜんざい」だったりと、こちらもさまざまです。
小豆には「邪気を払う」という意味があり、一年間の邪気を払う目的で小豆の入った食べ物を食べるという風習があります。
昔と現在では、時間の流れるスピード感は違います。
もちろん車や飛行機もなく、移動は歩き。身分の高い人は牛車。
急ぎの伝令は飛脚という時代でした。
「15日までお正月」と
のんびりしている人はいないと思いますが、
時間が経つのはあっという間です。
受験生はもちろんのこと、冬休みが明けたら学年末テストも控えています。
この時期を、何となくのんびり過ごしてしまうか、
前もって立てた計画通りに勉強を進め、実力をつけるかで、その後が大きく変わってきます。
気を引き締めて、一日一日の時間を有効に使っていきましょう!