2月22日は何の日か知っていますか?
寒いこの季節にピッタリの、ある食べ物の日です。
免疫力を高めて、ウィルスに負けない身体をキープするためにもピッタリの食べ物…それは「おでん」です。
2月22日は「おでんの日」です。
おでんの日は、新潟県の「越乃おでん会」によって、おでんを新潟の名物にして、「おでんで新潟をもっと元気にしよう!」と、2007年に制定された日です。
2月22日は「フーフーフー」とも読め、息を吹きかけて食べることが「おでんの日」の由来でもあります。
毎年寒い季節になるとおでんメニューが活躍しますが、実はこのおでん、栄養価がとても高く免疫力をあげる食べ物として非常に優秀なのです。
人間の免疫力を下げないためには、腸内から温め、腸内環境を整えることが大切です。
小腸には70%もの免疫細胞があり、免疫細胞の宝庫といわれています。
温かいおでんは、食べるだけで体の内部から温めてくれます。
お鍋の中でさまざまな具材の栄養素が出汁に溶け出し、さらに時間をかけて煮込むことで具材に栄養素が染み込み、栄養のコラボレーション具材が次々に誕生していきます。
例えば、おでんに必須とされる「ちくわ」、ちくわにはウィルスと戦う免疫細胞を作る手助けとなる魚肉タンパク質が多く含まれています。
「がんもどき」の栄養素には、腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やしてくれる効果があります。
「ロールキャベツ」には、免疫細胞を強化するビタミンがたくさん含まれています。
そして忘れてはならないのが「玉子」
玉子にはたんぱく質、鉄、亜鉛、葉酸、ミネラルなど豊富な栄養素がありますが、おでんとしてほかの具材たちと一緒に煮込むことで食物繊維が含まれるようになり「玉子はおでんに入れると最強玉子になる」とも言われています。
おでんがいかに免疫力を高めてくれる優秀なメニューなのかがよくわかりますね。
まだまだ寒い日が続いています。
特に受験生のみなさんにとっては、今が最後の頑張り時。
そして大切な時期だからこそ、免疫力を高めて、ウィルスに負けない身体をキープしなければなりません。
2月22日は、「ウィルスに負けない、風邪をひかないようにする」といった願掛けも込めて、体の内部から温まるおでんを食べてみてはいかがでしょうか。