雪虫と科学から

雪虫が飛び始めましたね。

雪虫に遭遇しましたか?

 

この雪虫、「白い妖精」と

言われることもあるそうです。

 

風にのって

ヒラヒラふわふわしているところは

幻想的なのでしょう。

 

冬の季語にもなっているので、

何かの折に使ってみるのも

いいかもしれません。

 

 

 

 

さて、この雪虫。

 

実際は雪ではなく虫、だということは

その名前からも

また、経験上知っている方も多いと思いますが

どんな虫か知っていますか?

 

 

雪虫は、アブラムシの仲間の

トドノネオオワタムシで、

雪が降る直前に、それまでとは違う

羽のある成虫が生まれます。

 

そしてそれまで生息していた

トドマツの木から

ヤチダモやアオダモなどの

モクセイ科の木に移動します。

 

その移動手段が

白い羽で飛ぶ、というものです。

 

 

強風の日には飛べないので

高気圧に覆われた

風の少ない日に飛びます。

 

 

 

昆虫がどのように季節を認識するのか?

というと、

光周性という

日の長さによることが分かっています。

 

光周性には光を受け止める器官、

日の長さを測定する器官、

そして体や行動の変化という

メカニズムが必要で、

 

人間との違いや

脳から出る物質など

多項目に渡り研究されています。

 

 

生活や自然のあらゆるところが

研究されている。

 

そのことに疑問を覚え、

調べようと考え行動する人がいる。

 

そうやって私たちの生活が

先人達の努力の結果、

明らかになっている事が増え、

便利に豊かになってきているのですね。

 

 

 

 

気になって仕方がないことがあったら

調べてみる。

 

こんな便利なものがあったらいいな、

と思うものがあったら

大人になってからその分野に進む。

 

 

それは、

雪虫が飛ぶような日常の中から

ふと生まれたり、

 

いつの間にか

こうしたい、ああしたい、と

育つものなのかもしれません。

 

 

 

 

そして!

 

今はなくても、

その気持ちが生まれた時に

活かせるように。

 

今はしっかり基礎力をつけておく時期です!

 

将来の自分が

あの時、頑張っておいて良かった!

と思えるくらい。

 

目の前の事に全力で取り組んでくださいね。

 

 

 

 

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