「将来の夢はなんですか?」と聞かれる機会はありますか?
学校で。親から。親戚のおじさん、おばさんから。
または、全く知らない人から。
社交辞令のように聞く人もいるし、
何かアドバイスができるかもと考えて聞く人もいます。
お医者さんになりたい。
学校の先生になりたい。
パイロットになりたい。
職業ではなく漠然と、こういう感じの大人になりたい、というイメージ。
あるいは全く想像できないという人。
色々いると思います。
もしあなたが、何かなりたいもの、やりたいことがあるなら、
その夢をぜひ叶えて欲しいです。
夢を叶える手段は色々ありますが
一つお勧めしたいことは、
その夢を「夢」と言わず「目的」と言い換えてみてください。
「夢」と「目的」
「夢は、お医者さんになることです」
「目的は、お医者さんになることです」
この違い、分かるでしょうか?
夢は、漠然と、こうなったらいいな、こうなりたいなと思っている状態。
ですが目的となると、そうなるためにはどうすれば良いか、具体的な行動をする事柄になってきます。
その目的のために、何をしなければならないか?
調べたり、人に聞いたり。そして、さらに一つ一つの目標に落とし込んでいきます。
プロ野球選手になるなら、どうすればいいか?
一つの手段として、甲子園出場の可能性がある高校に行く。
そこに行くためにはどうすればいいか? 推薦か受験か?
そのためには、何をすればいいか?
今の強さや練習量はこれでいいのか?
など具体的で、さらに、今すぐやらなければならない事が見えてきます。
もちろん、夢を持ち、それを考えたり、人に話すことによって、無意識のうちに、方向性としてそちら側に向かうという事はありますが、スピードや力強さはありません。
せっかくある、その夢。ぜひとも目的にして、叶えて行ってください。